スタッフブログ

第52回日本作業療法学会に参加して(2018/10/09)

今回は、4階リハビリスタッフが担当します。

名古屋と言えば?どえりゃ~うめえ!!味噌カツ・ひつまぶし・天むす・きしめん・

金の鯱・・ですよね?で、本題。

先月、9月7日から3日間、名古屋で開催された第52回日本作業療法学会に、

当院から自分も含め3名ポスター発表を行ってきました。

「根拠に基づいた作業療法の展開」が大会テーマでした。根拠に基づいた、

という文言は日常的に見聞きし、求められている部分であることは日々感じ、

それを実践する難しさを感じています。

33年ぶりに改定された定義は「作業療法は、人々の健康と幸福を促進するために、

医療、保険、福祉、養育、職業などの領域で行われる、作業に焦点を当てた治療、指導、援助である。

作業とは、対象となる人々にとって目的や価値を持つ生活行為を指す。」とあります。

作業療法士が対象とする領域は非常に幅広いことが伺え、視点を変えれば作業療法には

無限の可能性があるともいえます。

では、日々作業療法士として従事している自分達は作業療法を発展させ、

周囲の理解を深めるためには何をしたらいいのか。

定義の内容を自分なりに解釈し、実践する、その為にも自己研鑽を積む。

やはり何事も鑑みながら積み重ねるしかないのかな、と思います。

担当させて頂いている方あっての自分達の仕事。しっかり纏めて形にして出すことが

担当の方への恩返し、今後の自分及び作業療法に繋がると今回の学会を通して

改めて強く感じました。

 

最後に、「プロ」とは「覚悟」すること。成功も失敗も全てが人前に晒され、それらを全て受け止める覚悟。

登山家:竹内洋岳より

(リハビリ4病棟)