各部・職種紹介在宅支援センター

理念

地域に根ざし、リハビリテーションを通じて
医療と介護、地域をつなぐ役割を果たします

あいさつ

在宅支援センターは2014年8月に開設し、訪問リハビリ・通所リハビリ・居宅介護支援事業所の3つの事業があります。当院を退院された方や地域にお住まいの方々が、住みなれた地域で自分らしく、自律して生活できるよう、3つの事業が一体となり支援しています。リハビリテーション専門職も多く配置し、介護士・介護支援専門員と共にチームでサービスを提供しています。他の事業所との連携も深めながら、地域とのつながりを大切にし、この地域にリハビリテーションをより浸透させていきたいと思っています。自宅での生活にお困りのことがあれば、まずはお気軽にご相談ください。

在宅支援センター センター長 佐藤 啓介(さとう けいすけ)

画像:在宅支援センターフロー概念図

病院退院後、まずは訪問リハビリで家での生活を安定させ、生活のひろがりを出します。外出ができるようになれば通所リハビリにつなげることも可能です。最終的には、地域の中で生活できることを目標としています。

※介護保険の認定を受けた方が対象となります。
まずは担当の介護支援専門員に相談 又は 当院にお気軽にご相談下さい。

訪問リハビリテーション

画像:居宅介護支援のイメージ

訪問リハビリテーションについて

ご自宅や地域での生活を安全・安心・快適に過ごしていただけるよう、リハビリテーション専門職が直接ご自宅に伺い、生活をサポートします。

特色

当訪問リハビリテーションには、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が在籍し、1人1人に合わせたリハビリテーションをご提案・ご提供致します。かかりつけ医や当事業所の医師、担当のケアマネージャーや他の事業所と連携しながら、事業所の垣根を越えてチームで取り組ませていただきます。訪問リハビリでは、単なる能力の回復ではなく、利用者さまの「どんな風になりたい」という思いを優先とし、「その人らしい生活」をできるだけ取り戻すために、直接ご自宅に伺い、ベッド周りの動作をはじめ、家事動作や屋外の移動、お食事場面、ご家族さまとの会話など、実際にお困りの生活場面に対応します。また、元々の趣味活動やスポーツ、地域活動への参加など、その方が大切にされてきたことを目指せるよう支援していきます。また、当院の回復期リハビリテーション病棟より、自宅に帰られる方の生活のフォローをすることも特色の一つです。

サービス内容

サービス提供時間 9:00〜17:00
休業日 土・日曜日、年末年始
サービス実施エリア 周南市・下松市 ※その他のエリアもまずはご相談ください

対象者

  • 介護保険の認定を受けた方
  • 病院退院後、施設退所後で在宅の生活に不安がある方

    例えば

    • 転倒が不安…
    • 入浴ができない…
    • 調理ができない…
  • 外出をしたい方、公共交通機関を利用し、自分の行動範囲を広げたい方
  • 高次脳機能障害があり、生活場面のリハビリテーションを受けたい方
  • 失語症や構音障害があり、言語のリハビリテーションを受けたい方

その他、お気軽にご相談ください。

問い合わせ

電話番号

0834-33-7771

短時間通所リハビリテーション

短時間通所リハビリテーションについて

通所リハビリテーションとは、要支援・要介護認定を受けた方が通って利用するサービスの1つです。当院が提供する短時間の通所リハビリテーションでは、多職種(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、介護士)がチームで専門的に関わります。専門職が評価・アセスメントを行い、在宅での生活課題を解決できるよう個別・集団のリハビリテーションを提供します。

特色

当院の通所リハビリテーションは、午前・午後にそれぞれ3時間のサービスを提供しています。利用者さまの目的や身体状況に合わせた集団運動やマシンを使った運動を中心に、自宅での生活動作に合わせた動作練習、高次脳機能障害や失語症・構音障害、認知症などに対するプログラムも多数ご用意しています。当事業所では利用者さま自身がご家族さまや周囲の方も含め、これからの生活をイメージすることができ、その生活に合わせて目標の設定や適切なサービの選択(自己選択・自己決定)ができ、実際に取り組むことができるようになることを「自律支援」と考え、支援しています。そのため、利用に当たってはまず「リハビリテーション目標」の設定を大切にし、その目標達成に向けてスタッフも全力でサポートさせて頂きます。また、当事業所では利用中の運動を中心としたリハビリテーションだけでなく、自宅で実施して頂くリハビリテーションプログラムの提案に力を入れています。週に1~2回のリハビリテーションだけは身体機能の維持・改善やケアプランに挙げられた目標を達成することは難しいと考えており、自宅でどのように過ごして頂くことが利用者さま・ご家族さまにとって有効なリハビリテーションとなるかを一緒に考えていきたい思っています。

ディケア協会 通所リハビリの関わり(PDF)

サービス内容

通所プログラム

  • 集団訓練(レッドコード、座位、生き生き百歳体操など)
  • マシン(パワーリハ、筋力増強運動)
  • 自主トレーニング(運動、脳トレ、作業など)

目的別プログラム

  • 筋力増強、有酸素運動、2重課題、バランス、応用動作、認知課題など

詳細は気軽にお問い合わせください

サービス提供時間
  • 午前9:00〜12:00
  • 午後13:00〜16:00
    ※送迎前後30分程度
休業日 日曜日、年末年始
対象者 介護保険で要支援1・2、要介護1〜5の認定を受けた方
サービス実施エリア 周南市・下松市 ※一部エリアを除く約10km圏内

と〜くりは

「と〜くりは」とは

画像:と〜くりはの様子

毎週木曜日の午後に開催する、ことばのデイケアです。「徳山リハ」と「talk(話す)」から名付けられました。

あいさつ

「ことばの障害に特化したプログラム」をコンセプトに掲げた、「話すことに自信が持てない」「話し相手がいない」など、そんな想いを抱えておられる方のためのデイケアです。ことばの障害がある方に、出会いや想いの共感、安心して楽しく過ごせる場所の提供を目的としています。具体的には、主に失語症や構音障害があり、話すことに苦手意識がある方にお集まりいただき、小集団(6〜7人限定)で話をしたり、グループワークの中で行事を企画・実施したりしています。また、言語聴覚士による専門的な評価も行い、個々の状態に応じたプログラムの提案・実施もしています。ご自宅でも実施可能なプログラムを元に、言語機能の改善や実用的なコミュニケーション能力を身につけられるよう支援いたします。一人からグループへ、グループから地域へと羽ばたいていただきたい、そんな想いで取り組んでいます。

言語聴覚士 山岡 望(やまおか のぞみ)

Re.は〜と

画像:ロゴマーク

Re.は〜とのロゴマーク

「Re.は〜と」とは

Re.は〜ととは、毎週土曜日の午後に開催する、高次脳機能障害や認知症の方を対象としたプログラムです。

特色

作業療法士が関わりながら、注意力、記憶力の改善を図りつつ、集団活動で達成感を感じてもらい、自分が「できること」「苦手なこと」に気づいてもらい、地域、社会との繋がりのきっかけ作りを目的としたプログラムです。家庭でのご様子を知り、できることを増やすために、ご家族さまとの連絡・連携・協力にも重点を置いています。

問い合わせ

電話番号

0834-33-7771

居宅介護支援事業所

居宅介護支援事業所について

在宅支援センター内に設置された、居宅介護支援事業所です。要支援・要介護認定の方に対し、介護支援専門員が相談に応じ、心身の状況を把握し、利用者さまの意向を反映したケアプランを作成します。そして居宅サービスが利用できるよう関係諸機関との連絡調整を行い、要支援・要介護の方が自立した日常生活を営めるよう支援いたします。

特色

当事業所の役割として、利用者さまが住み慣れた自宅で、その人らしく生活ができるような自立支援を行っています。そのために、介護支援専門員の基礎職は、看護師・社会福祉士・介護福祉士といった多様な専門職で構成されており、各々の専門知識を活かし、要介護者の方とそのご家族さまをサポートしています。それぞれの専門的な見解をもった大きな視野で利用者さまの状況を把握・分析しますので、より適切なケアプランが提案・実施できることは魅力の一つです。また、当事業所は回復期病院に併設しているので、退院後、自宅に帰ってからの支援を強化しているほか、訪問リハビリテーションと通所リハビリテーションとの連携も強く、利用者さまの日常生活動作を拡大して社会参加できるような支援も心がけています。利用者さまやご家族さまの心のよりどころとなるべく、日々励んでおります。

対象者

要介護1〜5の認定をお持ちの方で、周南市・下松市にお住いの方

営業時間

月〜金曜日8:30〜17:15 ※祝日、年末年始を除く

相談方法

営業時間内に主に電話にて受付いたします。受付後、必要に応じて自宅を訪問し、面談をおこないます。

問い合わせ

電話番号
0834-33-7773(居宅介護支援事業所 徳山リハビリテーション病院)