「両立」(2018/04/24)
私は、勉強と仕事の両立を決意し、この2年間国家試験に向けて勉強を行ってきました。
以前は、家庭と仕事の両立は当たり前のようにこなしていましたが、その生活に勉強が加わり、
時間の配分を考えながら生活するようになりました。しかし、自分の中でイメージしていた両立の
時間配分は、両親の介護と言う突発的な出来事により更に苛酷になり、
ネガティブな思考へ追い込まれ、回避しようと逃げる事ばかり考えていました
そんな時、上司の一言に支えられ、逃げる方が辛い、ネガティブな心がよりストレスを
生み出している事に気づき気持ちの切り替えができました
私にとっての両立とは、常にポジティブな思考を保つことで忍耐力が養え、
それが生活の活力になっているのだと実感しています
(看護部 4病棟)
「抹茶カフェ」と「ティラミス」(2018/04/18)
4月といえば、新年度の始まりですね
新しく職場に入られた方も先輩職員の方も今は、覚えること、教えることがいっぱいで緊張したり、
不安だったりすると思います。
そんな時こそ、少しだけ息抜きをして、適度な緊張感を保ちたいと思いたいものです。
そこで、この時期おススメしたいのが、抹茶
なぜ、抹茶かというとリラックス効果をもたらすテアニンの含有量が多く
気分をやわらげる効果がある為です。
また、カテキンやビタミンACEも豊富に含まれる為、女性に嬉しいダイエット効果や
美肌効果もありと,まさに1度で2度、3度嬉しい効果付き
そんなことを考えていたら、なんと美味しそうな抹茶スイーツを発見したので、
早速足を運んでみました
今回、行ってみたお店は、MACCHA HOUSE 抹茶館というところで、京都の老舗「森半」の抹茶を
この抹茶ティラミスは、上に抹茶のパウダーが敷かれていて、かつ、木のスプーンを
升の中に入れると抹茶ソースが中から出てきて、味がそこでまた変わるので、飽きない味で
とても美味しかったです
是非、いろいろと忙しく気疲れしてしまう時期には、少し息抜きをしてみるのはいかがでしょうか?
(総務課)
「熱中症」と「なごやかフェスティバル」(2018/04/11)
春の陽気に包まれ、暖かな日がつづいてまいりました
皆様いかがお過ごしでしょうか?
春うららと共に体重増加も激しい某リハスタッフが今回は担当させて
いただきます。
この様な天気が続き夏に多くなってくるのが熱中症です。
喉が渇いたなという時には水分量が足りていない為
こまめに水分補給をする必要があります
また、ただ水分をとるのではなく、塩分と糖分を含んだ水分をとる
必要があります。水分だけを飲むと体液濃度が下がり薄くなります。
その後濃度を戻すために水分を出し、体全体の水分量が落ち、
脱水となってしまうのです
私の学生時代は日射病という名前で、特に部活などでは暑くても
「水を飲むな」など言われることもありました。精神面なども
考慮しているのでしょうが、今考えると恐ろしいことですね…
時代とともに研究も進み、正しい知識が伝わり、危険を予防できればと
思います。
5月13日(日)は同法人である周南リハビリテーション病院(湯野)で
毎年恒例の「なごやかフェスティバル」が開催されます
スタッフによる出し物やキッズダンスなどのステージに飲食店などの
出店があり、多くの方々で賑わいます。
是非ご来場お待ちしております
当院スタッフもお手伝いに行きますので、見かけた方は是非お声掛けを
お願いします
(リハビリ 2病棟)
「ツノシマクジラ」について(2018/04/10)
先日、角島に行って来ました。
3年前に行った時は、嵐の真っ最中で雨が止んだ隙間でした。
周囲を黒い雲に囲まれて大変雄大でした。今回は快晴の中、橋を渡りました。
さて、人間の神経の分け方に中枢神経と末梢神経に分ける方法があります。
大まかに言うと、中枢神経は脳から脊髄への繋がりであり、「灰白質」と言う神経回路
を持っています。
脳や脊髄から分岐して身体の隅々まで伸びるのが末梢神経です。例外は匂いを嗅ぐ嗅神経と
物を見る視神経でこの二つは外に伸びた脳の一部です。
周囲から感じた情報を脳に送ったり、脳で考えた動きを身体の隅々まで伝えるのに
神経が役立っています。では、脳が全身を把握しているのでしょうか?
脳から伸びる脊髄は頭蓋骨の下の頚髄が最も太く、首回りや上肢(手)に行く神経が分かれて
出て行くとその分細くなります。そして胸やお腹に行く神経が分かれて、
先に行くほど細く・・・ならないのです。下肢(足)に行く神経の付け根である腰髄は再び太くなります。
「膝蓋腱反射」をご存知の方も多いと思います。
「反射」は刺激が脳まで行かずに脊髄で処理されて筋肉を動かす命令が出る現象です。
「膝蓋腱反射」は刺激された筋肉に命令が帰って来る最も単純な「反射」ですが、
実際にははるかに複雑な「反射」が下肢には多くあります。
その複雑な情報処理のために腰髄で神経回路が発達し太くなっていると考えられます。
実際の下肢の運動は、脳からの命令と下肢の反射との共同作業です。
脳が身体の全情報を把握処理して全身を直接動かしている訳ではありません。
神経の伝導速度は秒速30mです。恐竜やクジラでは、尻尾の先から頭まで情報が伝わるのに
1秒かかる計算になります。その遅延を補おうとすると、反射のための神経回路がより
発達する必要があると思われます。
恐竜では腰髄の周りに脳より大きな空洞を持つものもあり、一時は「恐竜は腰で考える」
とまで言われました。現在はこの説は否定されていますが、下肢・下半身を動かす
反射のために太い腰髄とそれを収めるスペースが必要だったのは確かです。
では現在に生き残る巨大動物「クジラ」ではどうでしょう?
「角島自然館」には「ツノシマクジラ」と言うここで発見されて、後に新種と認定された
クジラの全身骨格標本があります。
クジラの腰髄も恐竜と同様大きく膨らんでいるのでしょうか?
私の見た範囲では、クジラには大きな腰髄を入れるための脊椎の膨らみは
認められませんでした。進化の過程に拠るものなのか、恐竜と哺乳類の違いに拠るものかは
分かりません。
私の妻は、「その腰髄の膨らみって下肢に必要だからできたんでしょう?下肢がないク
ジラにはいらないじゃん!」と言っておりましたが、その辺りが正解かも知れません。
(医局)
用語の解説
脊椎:背骨です。一部が連なることで管(脊柱管)を作ります。部位により、頚椎、胸椎、腰椎など
脊髄:脳から脊柱管に伸びる中枢神経です。部位により、頚髄、胸髄、腰髄など
薬剤科の棚卸(2018/04/03)
こんにちは、薬剤科です。
先日棚卸を行いました。
薬局内にある全ての医薬品の数量を計数し
在庫金額・廃棄金額等を算出しています
医薬品の剤型には錠剤、粉薬、水薬、塗り薬、目薬、湿布薬、注射剤など
色々な種類があります。
それぞれ、一薬品ずつ「錠剤は何錠あるか?」
「粉薬は何グラムあるか?」
「水薬は何ミリリットルあるか?」
「塗り薬は何グラム または何本あるか?」
「湿布薬はひと袋何枚入っていて、何袋あるか?」
というのを地道に計数していきます
このように、薬剤がまとめて包装されているのを
目にされたこともあるかと思いますが、
使用頻度の高い薬剤はこのような機械を用いて自動で包装しています
それぞれのカセット(青色の錠剤の入った容器)にも、
バラバラの状態の錠剤が何錠入っているか・・・
一つ一つ数えます。また、計数すると同時に使用期限の確認を行います。
期限の迫っている薬剤をリストアップし、
委員会の場でお知らせをするのも大事な業務の一つです
(薬剤科)