患者さまのお宅へ訪問して(2024/04/23)
こんにちは!2階病棟の理学療法士です。
当院では退院後の支援として、在宅復帰された患者さまに電話やご自宅訪問をして生活状況を聴取・調査しています!!
今回、担当患者さま宅に訪問する機会があり、自分の感じたことを発信できたらと思います。
退院して2ヶ月後に訪問して、患者さまはすっかり自宅生活に慣れており、園芸やパン作りをしていることやご家族との
ご旅行を予定しておられることなどを嬉しそうにお話されており、入院時よりも生き生きしている姿が印象的でした。
退院前に提案した福祉用具が実際に生活場面で安全に使用できているのか、必要性の有無、自宅での生活を想定した
リハビリが臨床に反映できていたのか、今回の訪問で確認する事ができました。
また、訪問リハビリでは自分が想定していなかった、新たな生活動作の獲得や現状の能力と環境を上手く適応させて
生活の向上に繋げている所をみて、とても勉強になりました。
回復期病棟では患者さまの生活と深く関わる機会が多く、退院後も安全でその人らしい暮らしを継続できる1つとして、
多職種との連携が必要と考えます。
入院中に訪問リハビリのスタッフへリハビリ場面を見てもらうことや退院前訪問指導に同行してもらうこと等必要な情報
共有を行なったことで、患者さまの生活の改善に役立てたことを今回の訪問で確認でき、多職種の連携を今後も実践して
いくことが大切だと改めて感じました。
まだまだ知識も技術も未熟ですが、良い経験となりました。新たな学びを次の臨床へ活かせるように頑張りたいと思います!!
(リハビリテーション部 2階病棟)