スタッフブログ

「源氏物語」(2018/07/31)

ご無沙汰しています。

 

何時ぞやは「史記列伝」を取り上げましたが、
今回は「源氏物語」でいきたいと思います。
と言っても、もう読み終えて40年以上経過します。
現代語訳で、しかも最後は惰性で読破しました。
なので深い突込みは止めて(できなくて)、この稿のテーマは「光源氏」のモデルです。

 

いきなり独断と偏見ですが、私は三つの個人orグループがモデルと考えています。
先ず、藤原道長。当時の最高権力者です。
多くの娘を次々に政略結婚させて権力を握り、後の摂関政治の基礎を築きました。
「月の満ち欠け以外に自分の思い通りにならないことはない」、との和歌を

多くの人の前で詠むなどして、因果応報が信じられていた時代に

「これほどの栄華を得るとは、前世でどれほどの徳を積まれたのだろう」と

言われていました。
この称賛のセリフは源氏物語の中でも出てきます。
作者の紫式部は道長の娘、中宮彰子(しょうし)に仕えていましたので、多分にリップサービスも

あったかと思います。

 

次に、敦明(あつあきら)親王。現代では一般的には無名な方です。
先に藤原道長が娘を政略結婚させて権力を握ったと書きましたが、道長の娘ばかりが天皇の子供

を産んだ訳ではありません。ゴリ押しすれば娘の産んだ男児を天皇にすることは可能でも、

他の皇子との余計なトラブルは避けたいものです。
道長の孫を天皇にするために潔く身を退いてくれたのが敦明親王でした。
それに対して道長は、上皇に準ずる扱いをしてこれに報いました。
本来天皇を狙える立場に居ながら一歩退いて上皇並みの待遇を得る。
光源氏の人生そのものです。
道長は次女を特にかわいがっていたと言われ、政治の道具とはしていません。
その婿として迎えたのが敦明親王でもありました。

 

では、何故、「藤原物語」でも「皇族物語」でもなく、「『源氏』物語」なのでしょうか?
実はこの時代、皇族から貴族に身分を替えて「姓」を与えられる、

いわゆる「臣籍降下」をした人達と藤原氏が権力を競っていました。その筆頭が「源氏」です。
そして陰謀に長けていた藤原氏がクーデターをでっち上げ、実権を握りました。
その鎮魂の意味もあり、「『源氏』物語」になったのだと思います。
万葉集の時代から日本人は言葉に霊的なものを感じていましたが、言葉で鎮魂を図ることは

この解説だけで長くなりそうなので詳細は割愛させていただきます。

 

以上の独断と偏見は如何でしたでしょうか?
高校生の方の、夏休みの自由研究のきっかけぐらいにはなりませんか?

(医局)

大暑☀(2018/07/24)

近年、真夏の暑さが厳しくなったとは言え、異常な暑さを感じます。

夏の季節は、”小暑”で暑中に入り、”大暑”となります。昨日、23日(月)が”大暑”でした。

大暑は”盛夏”ですが、最も暑い時は”酷暑”または”極暑”という表現が最近の真夏には

ぴったりです

そして、真夏の日中は”日盛り”ですが、これも”炎昼”と呼ぶ方がより相応しく感じます。

また、夏恒例の全国高校野球選手権大会は、”熱闘”甲子園などと呼ばれていますが、

この”熱”も夏を象徴する文字です。

甲子園と言えば、現在、甲子園山口県予選が県内各球場で繰り広げられています。

残念ながら、私の母校は一回戦で敗退してしまいましたが、皆さんの母校は勝ち残っていますか?

この大会の結果は非常に気になるところです。負けても悔いの無いようにというのは、実は非常に

難しいことだと思います。だからこそ精一杯力を出し切ってほしいと思います。

(事務部)

 

片鉄ロマン街道(2018/07/17)

大正12年から平成3年に廃線になった片山鉄道が、サイクリングロードになっているのを知って走ってきました。

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 道幅を見ると、小さな列車だったんだろうと。

 

 

 

途中の旧駅を保存してあります。

 大正の頃は、蒸気機関車で、昭和40年代でディーゼルに変更されたそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

終点のレトロな吉ヶ原駅舎。動力車輌も残してありました。

片道約35km、アップダウンも少なく、横に併走している川を見下ろしながら気持ちよく走れました。 

(放射線科)

訪問リハビリの紹介(^^)/(2018/07/12)

この度、西日本で発生した大雨により被害を受けられた

地域の皆様に謹んでお見舞い申し上げます。

一日も早い復旧を心よりお祈り申しあげます。

 

 今回は在宅支援センターの訪問リハビリについて紹介させて頂きます。

訪問リハビリは、実際にご利用者様のご自宅に伺い、

個々のご利用者様に合わせたリハビリを提供させて頂いています。

病院から退院され、実際にご自宅に戻られ、不安や期待の中皆様生活を送られています。

ご本人様だけではなく、ご家族も一緒になり、

少しでも以前の生活が取り戻せるように日々一生懸命生活を送られています

その中で、少しでも力になれるように訪問リハビリサービスがあります

 まだまだ、サービス自体、あまりご存じない方も多いかと思いますが、

少しでも訪問リハビリの事を知って頂ければと思います

どのような事をしているかなど、気になることがあれば、

お気軽に在宅支援センターまでお問い合わせください。

私達スタッフがお待ちしております

 これからも、一生懸命皆様のお力になれるように精進していきたいと思います。

在宅支援センター 訪問リハビリスタッフ一同

(在宅支援センター)

七夕飾り(^^♪(2018/07/03)

こんにちは。託児所「じゃんぷ」です

日増しに暑さが増し、段々と子ども達の装いも夏の服装へと変わってきました。

 さて、7月といえば七夕ですね託児所でも子ども達と一緒に七夕の製作を行いました

足型の笹にタンポで描いた、たくさんのお星さまです。

作品を見ると、笹の大きさが異なっていたり、たくさんの星を描いていたりするお子さんもいて、

個性豊かな作品の数々に目を奪われます

作品を飾ったあと、みんなで作品を前に写真を撮りました。

子ども達が、どんな願い事をされるのか楽しみです

  

  

(保育課)